901-XのSSD改造

Eee PC901-XのSSD改造に関してまとめました。
901-XのデフォルトのSSDの構成は
 マスター 4GB:SLCチップ OSドライブ用
 スレーブ 8GB:MLCチップ データ保存用
です。SLCとMLCの違いが分からない方は SSDのSLCとMLC をまずお読み下さい。

私の場合は大容量化というよりSLCでの高速化に主眼を置いています。
(大容量化の資金が無いとも言う・・・爆)

ZIF接続でのCFによる増設
EeePC901の裏蓋を開けるとZIFコネクタが遊んでいます。
(もっともセカンドロット以降は付いていない場合もあるようです。)
ここにFFCというフレキケーブル風のものを介してZIF-CFアダプタ基板を接続しました。
 → EeePC 901にCFをZIF接続1 ひとまずFFC接続まで
   EeePC 901にCFをZIF接続2 SLCな8GBCF接続

Transcend8gbcf

BIOSできちんと認識しCFをマスタードライブとして認識しました。
・・・が、その後 EeePC 901のマスタースレーブに悩む はめに。。。
IDEのデータ転送規格はとても厳密で合致しないとスレーブのSSD4GBがPIOモードって激遅になることが判明しました。
詳細はこちら CF接続での901デュアルブートの謎が判明

CF-IDEコンバータ基板による増設
ヤフオクでCF-IDEコンバータ基板なるものを発見し落札して入手しました。
キットなので半田付け作業が必要。老眼鏡かけて久々に頑張りました。

Ssdslc5

作業の様子の記事はこちら → Eee PC901用 CF-IDE基板キット装着

この改造は無事成功し、
 マスター SSD4GB:SLC Xandros(常用)
 スレーブ CF8GB :SLC WindowsXp
でサクサクとデュアルブートな環境を実現しております。
ソフト的なデュアルブート方法はこちらをご覧下さい。EeePC901-X覚書
スレーブのCFは UDMA5で動くTranscendのCF なので快速♪お勧めです。

CドライブとDドライブ
最近、価格.comなどを見ていると、EeePC901のCドライブとDドライブ を勘違いしている方が見受けられます。ご注意下さいませ。

EeePC 901-Xの分解手順
バッファローのショートSSD(SHD-DI9M16G)購入に伴い 本体の分解 を行いました。

901bunkai5

SATA接続
IDE接続でのマスター/スレーブ共存はUDMA5ではうまくいかないようです。
OCZ社のTHROTTLE eSATA Drive 32GBを分解し筐体内への内蔵を行いました。
 ⇒  EeePC にSATA Drive内蔵成功

Ocz_haisen

激速のアクセス速度が手に入り大満足です。

Pri Master/SlaveともSATA高速ドライブに
さらにOCZ社のTHROTTLE eSATA Driveを3GCARDスペースに内蔵しました。
 ⇒ Pri Master Drive 完成@EeePC901

Sata_in1_2