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2016年1月30日 (土)

インドのスマホ、ケータイ事情

今回、出張でインドに3週間滞在する機会があったのでスマホやケータイ事情について書いてみる。

空港のセキュリティや観光地チケット売り場などの行列で着信音を聞く限りは圧倒的にNOKIAサウンドが多い。
もっとも他機種でも(私のように)着信音だけNOKIAサウンドを入れる人も居るけど。
NOKIAサウンドの着信でケータイで話してた人が再度見るとスマホを使ってたりする。
いわゆる2台持ちの人も結構見かけた。

さてスマホなんだが駐在日本人はほとんどがiPhone6or6s(外観で判らん)。
現地の人の場合はGalaxyが圧倒的に多かった印象である。
あの長丸型のホームボタンはそうだと思う。

渡航前に調べたんだがインドにApple Storeが出来たのは最近で、まだまだiPhoneは他国よりは割高なようである。

Yu4711

一方、私が購入したMicromax社のYU4711(6800ルピー)のようなインド製スマホは格安。

数千~1万ルピーで買えて為替が1.75円/ルピーなので1~2万円ってことになる。
OSはAndroid4.2~5.1.1でASOP版やCM版。
ハードの仕様は日本で求めるものとたいして変わらない印象。
SIMスロットは2スロット用意されたものが多い。
日本のようなゴミアプリは入っておらずOSの更新は期待できそうだ。

ただ注意を要するのが格安なものにGSM専用のものがあること。
今の時代LTEや3Gには対応してほしいところである。

通信キャリアは私が契約したAirtelの他にAircelやVodafoneがポピュラーで、そこいら中の屋台並みの小さな店舗で売られていた。
事前にネットで調べた限りはAirtel購入例が多いので無難かな?と思う。

Delhinehru_place

写真はスマホを買ったNehru Place(Delhiの秋葉と言われている)

LTE(4G)が使えるのはニューデリーやバンガロールのような大きい都市だけ。
それ以外は3Gで田舎道などでは2Gに落ちてしまう。
それでも野良象が居るような山奥にでも入らなければ圏外には至らない。
予想以上に通信可能なエリアは広かった印象である。
またニューデリー以外はローミング設定をONにしておかないと繋がらなかった。

Photo

たしか山の中でヤシの実を売ってるこの店周辺は圏外だった記憶。

現地製スマホが安いのは物価の事情もあるんだと思う。
観光地の入場料がインド人は20ルピー、外国人は600ルピーなんて格差。
カースト制度の影響か所得に大きな開きがありあまり高額だと売れないのだろう。
それでもかなり貧しそうな身なりの人でもスマホは持っていた(謎

今回、私は現地SIM(Airtel 4G対応プリペイド)を1GB分で300ルピー(527円)で購入することができた。
これを日本キャリアのローミングサービスやAmazonで扱っているサービスに頼ると1万円を超えてしまうと思う。

日本のサービスを保険で確保しておいて現地SIMを購入するのが無難な策ではなかろうか?

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