月々サポートで維持費節約とは
8月11日「ドコモ月々サポートを減額」という記事を書いた。
収益圧迫解消が理由だという。
8月21日「iPhone6月々サポート減額」
とうとう11日の記事の施策が実行に移された。
9月1日以降は買い回りやルーター化、短期解約などに対する対応が強化されるという噂である。
では過去の月々サポートを活用した維持費節約例を紹介してみる。
(8月21日以降の契約では塞がれた話ではあるが)
ちなみに計算は税抜で統一しておく。
1)複数契約で家族割などの特典を駆使してiPhone5sや6を一括で契約する。
(一括で契約すれば月々サポートは以降の維持費割引に当てられる)
2)主回線をカケホーダイ+シェアパック10GBにする。
発生額は2700+300+500+9500=13000円/月
割引額は月々サポート▲3510円(iPhone6 16GBの場合、以下省略)
請求額は13000-3510=9490円
3)他の回線はルータープランシェアパックにする。
発生額は1200+500=1700円/月
割引額は月々サポート▲3510円
請求額は1700-3510=▲1810円 (要するにユニバーサル料金2円のみ請求)
と子回線分の余った月サポ分▲1810円は主回線割引に充てられる。
2)と3)の結果、子回線数5の場合の請求は
主回線:9490-(1810×5)+2=442円
子回線:2×5=10円
この場合、全部で452円/月で2年間10GB使いたい放題である。
遅いMVNO回線でちまちま節約するよか威力絶大なのだ。
現実的には月サポの大きいiPhone6ばかり安く手に入れるのは難しいのでiPhone5cや5sが混じることになる。
ドコモからすれば
本来6~8万の端末をキャンペーンを駆使してタダ同然で販売した挙句、
毎月の請求も余剰月々サポートで相殺され回収できず
ってな極めてマヌケな話なのである。
おそらくキャンペーンで契約数は増加したものの収益が伸びていない・・・
CMで「特ダネですねぇ・・・」なんていってる場合じゃないのだw
そんな対応で
15年度を起点に業績のV字回復につなげる。・・・最高財務責任者(CFO)の佐藤啓孝取締役常務執行役員は16年度について、「15年度から数百億円規模で改善する」
ってなことになっちゃったんだね。
この記事で書いた節約術は8月21日以降の月サポ減額や9月1日以降のルーター化月サポ没収対策で封じられた。
しかもキャンペーンを受けた恩恵数が一定回数を超えると今後の契約でキャンペーンの恩恵を受けられないなど、徹底的な節約対策が施行されるようだ。
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