偏光版あれこれ
偏光板をビネガーシンドロームに侵されたHP100/200LXの修理の為3度偏光フィルムを購入し気づいたことがあるのでメモ。
これがビネガーシンドロームに侵されたHP100LX。
こんな風に偏光フィルムを交換すれば修復できるのだけど・・・
どうも画面が純正より黄色っぽい仕上がりになってしまう。
【88 x 154片面糊付】~ヤフオク
糊のない面はアンチグレア風のざらざらした表面仕上げになっている。
そのまま糊面の糊で貼るとどうしてもエアが入るので接着剤をアルコールで除去し、そちらを表側にして使った。
良いコントラストを得るのに20度程度傾けて切り出す必要あり。
【250 x 250糊なし】~ジョイフル本田(ホームセンター)
両面ともグレア風ツルテカ表面
糊なしなら接着剤を除去する必要がないし250 x 250なら大きいので好みの角度で切り出せると思い購入。
しかし、片面に糊があり88 x 154の手順では糊がうまく剥がれない。
やむなく糊面側は保護フィルムを剥がさず利用。
【200 x 200糊なし】~ヤフオク
両面ともグレア風ツルテカ表面
これは本当に両面とも糊なしだった。。。と喜んだのだが
グレア風ツルテカ表面は液晶のガラス表面と部分的に密着してしまいオネショ風に斑になってしまった。
結局一番最初に試した片面アンチグレア風なザラザラした面を液晶側(裏面)に配置して使うのがベストと判明。
ざらざらしているのでガラスと密着せず斑にならないのだ。
期待した色合いは3種ともレベル差はなく、液晶の上で回転させると
黄色(ポジ)→青色(ポジ→ネガ)→黒(ネガ) に切り替わる。
このうちポジ表示でもっともコントラストが得られるのは黄色い時ってのはどれも一緒であり、期待していた純正風の白(銀?)っぽい下地のものは得られなかった。
まぁ偏光フィルムを貼りかえられることがわかったので、もうビネガーシンドロームにおびえるという心配は無用。
純正風の色合いはいったん諦めて今のもので使っていこうと思う。
追記
記事を書いた後で知ったのだけど、この手の偏光フィルムには位相差フィルムなるものは入っておらず、黄色になってしまうのだそうだ。
とはいえネットで調べたかぎりはこの位相差フィルムを追加することで色合いを直せた例は見当たらない。
業者らしきヤフオク出品者の方にも質問してみたがご存じないそうだ。。。残念。
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