auにかえる割は9月から改定
りんご狩りの後押しをしてくれたauの施策「auにかえる割」が9月から改定される。
「auにかえる割」とはMNP客に対して2年間基本料を無料にする特典。
今まではこの特典を受ける条件はLTEプランへの加入のみだった。
LTEフラットを従量プランに変更しても適用を維持出来た。
さらにLTE.NETも外せば毎月の維持費は3円。
9月からはLTEプランに加えLTEフラットが適用条件に加わった。
従って3円維持は不可。
最低維持費はLTEプランの980+ユニバーサル料3円=983円となる。
これは私が先日契約したXperia VLの契約状況。
LTEフラットを翌月から従量プラン(0~21000円)に変更予約済み。
auにかえる割も適用されているので来月の維持費は
LTE.NET 315円+ユニバーサル料3円=318円の予定。
キャッシュバックが振り込まれるまでは念のためLTE.NETには加入しておく。
さて、9月以降の契約では3円維持が不可能になったわけだがこれについて悲観する声、喜ぶ声と2種類ある。
悲観派:単純に維持費が安く出来なくなるという
喜ぶ派:その分のインセがキャッシュバックに回るという
ここでちょっと考えてみる。
9月以降「auにかえる割」が改定された結果、どうなるのだろう?
そもそも、ほとんどの顧客はスマホでLTEフラットは外さないだろう。
従ってau側の収益に大きな影響は出ない。
収益に影響が出ないということはその分でインセが増やせるとは考えにくい。
極めてごく一部の顧客がLTEフラットを外した場合の収入が980円/月増加する。
じゃそれを2年間維持するかと言えばおそらく3ヶ月を越えた辺りから他社へPO。
ごく一部の顧客からの収入が3000円程度増収になるだけだ。
昔のように「auにかえる割」を廃止してしまえば全てのMNP顧客から980円/月の増収となる。
これなら2年間で980×24=23520円の増収となるのでその分のキャッシュバックへのインセ増が期待できる。
Photonで盛り上がった頃にはMNP客への基本料無料は無かった。
経営施策が当時のように戻らない限りは大幅キャッシュバック増は見込めないと思われる。
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