回線(SIM)を寝かせるということ
このブログでも時々「回線(SIM)を寝かせる」という表現が出てきます。
「SIMを塩漬けする」なんて言う方も居られるようです。
ご存じない方向けにこのあたりのご説明でも。。。
日本のケータイの契約は往々にして二年縛り。
途中で解約すると9975円という馬鹿にならない額の解約金が発生します。
従って
あまり使わないけど途中解約するよりは維持していたほうが安く済む場合もあるわけです。
使わないのに高額な月額請求はつらいわけで、使わない時は最低限の費用で収めたい。
場合によっては電源を切ったり本体からSIMを抜いて引き出しへ・・・
これを「回線を寝かせる」というわけです。
私が試した例は
【iPhone4ホワイト学割2011】
ホワイト学割で契約すると980円のホワイトプランが0円になります。
残る請求は
S!パッケージ:315円
標準プライスプラン下限:0円(これもホワイト学割の威力)
ユニバーサル料:3円(当時は7円)
割引が
月月割:▲1420円
差し引きマイナスになっちゃいますがユニバーサル料だけは請求される。
したがって、使わない月の請求は3円(当時は7円)となるわけです。
これはたいへん便利でb-mobileの格安サービスを時々味見することが出来ました。
その後、今年の2月辺りから8GBへ0円で機種変。
月月割が消えてしまうので、3円だった維持費が318円/月に増えてしまいます。
しかし8GBを3回機種変出来たので十分元は取れました。笑
【みまもりケータイ】
子供やお年寄り向けの商品ですが維持費が安いのが魅力。
現在販売中のみまもりケータイ2は590円/月の請求がありますが、前モデルはキャンペーン中に購入すると一括0円で毎月の維持費は3円/月となりました。
1台目はソフトバンク同士の通話料無料狙いで購入しましたが、2台目は機種変時のプランを店の主張するバリュープランから標準プライスプランへの交渉に利用しました。
本体一括0円で毎月3円でもキャリアやショップにとっては契約回線数を増やせるメリットがあるので約1万円の値引きに相当するようです。
みまもりケータイもキャンペーン時に契約すれば月々3円の支払いで維持できてしまいます。
MNP必須の欲しい案件がある場合にはMNP弾に使うことも可能です。
【ドコモの月々サポート】
ドコモはMNP限定で月々サポートを増額しています。(今月いっぱいかな?)
これも毎月の料金から3000円台の値引きが期待できますのでパケ・ホーダイダブル2で最低額に収めれば月々の請求を3円に収めることが可能です。
2012年6月まではユニバーサル料金は5円でしたが7月以降は3円に値下げされています。
以上が私が試した3円運用で回線を寝かせている例です。
今では契約する際に、「この契約では寝かせることが可能か?」を必ず考えるようにしています。
寝かせることが出来ると先々の振る舞いに自由度が広がるのです。
寝かせている回線は2年縛りが解けるタイミングでMNP弾にすることが可能です。
ここ一番のお得案件を見つけた際は解約金覚悟で弾に使うことも可能です。
たいして使わなくても月々の請求が3円であればたいした負担にはなりませんね。
メインで使っている通話回線やパケット回線の他に「寝かせた回線」を持っていると、いろいろと選択肢が広がってくるのです。
私は、メインの通話&パケット回線、動ける回線、寝かせた回線でバランスをとっていこうと考えています。
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