iPod touch分解を振り返る
前の記事で書いたiPod touchのタッチパネル外し。
うまくいかずに樹脂フレームを折ってしまったんだが再度外した部品を眺めてみた。
なぜうまく外れなかったんだろ?
・・・と、分解した後の部品をしげしげ眺めてみる。
このタッチパネルAssy、ガラスと樹脂フレームが強力両面テープで貼り付けられている。
筐体は樹脂フレームを金属爪で掴んでいるので、いかにして樹脂フレームを筐体から外すかが肝となる。
ガラスを無理に引っ張ったところで両面テープが剥がれるだけなのだ。
筐体と樹脂フレームの固定方法を調べてみる。
【上側】
筐体上側に凸部があり樹脂枠側の凹穴に差し込むようになっている。
筐体側の凸部はRが効いているので外しやすそうだ。
樹脂枠側は単純な四角穴。
【左右および下側】
筐体側の枠の内側に金属のベロ状の爪がある。
ベロは緩やかなRが効いており組む方向には優しそう。
中央に四角の穴が開けてありここに樹脂フレーム側の凸部が刺さる仕組み。
抜く方向には金属のエッジが効くので優しくなさそうw
樹脂フレーム側の凸部はこんな感じ。
ここでハタと気がついた。
工具の使い方を間違っていたんだ。
私は差し込んだレバーを外側に倒して樹脂フレームを掻き出そうと試みた。
しかし樹脂の爪が金属ベロ穴に引っかかっているうちは外れない。
焦ってこじったところでレバーを折るか樹脂フレームを折るだけである。
大事なのは確実に金属ベロを外側に広げて穴から樹脂爪を外すこと。
爪さえ外れれば他に妨げるものは無いんだから・・・
そもそも樹脂フレームの液晶左右の部分は大変細くて弱っちい。
ここを無理にこじって外そうとしたから折れたんだと思う。
構造が判ってしまうと・・・なるほどな!って思う。
初体験で成功する確率は ・ ・ ・ 低そうだなぁ。。。
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コメント
壊してしまったものをチェックして考察すると勉強になりますね。
投稿: | 2011年12月30日 (金) 10時24分
はい、ましてやこの先修理予定ですので同じ失敗は繰り返したくないですからね。
投稿: アンビンバンコ | 2011年12月30日 (金) 16時57分