EeePC4G-X にUSB内蔵
せっかくSLCチップの快速USBメモリーを注文したのだから待てば良かろうに悪い癖。
手持ちのUSBメモリーを眺めていたら無性に内蔵してみたくなり決行。
USBメモリーを分解
今回用いたのは安物のaDATAの1GB。でも手持ちの中では割と速い方である。
マイナスドライバーでこじったらパキッと音がしてケースが割れた。(接着してあった)
コネクタ部の除去
内蔵するのにはコンパクトな方が楽なのでコネクタも除去することにした。
4つの信号端子と固定用の爪部のハンダを一度に溶かして外す作戦。
他の部分に飛び散ると困るのでマスキングを施した。
なんとか一度に溶けて外れました。
EeePC4G-Xの分解手順はこのリンク先に過去まとめてある。
USB信号の取り出し
EeePC4G-XはminiPCIeコネクタにUSB信号が着ており、今回はwifi側のUSB信号を頂戴することにした。
下の写真で左側の赤丸印がUSB信号(左がD+/右がD-)。チップ抵抗より下流側(写真でチップ抵抗の上側)から取り出した。
5Vラインはオレンジ色のリード線が繋げてある部分である。
GNDはテスターであたってGNDと導通がある写真下部の丸印からとった。
USBメモリー内蔵後の状態
USBメモリーはメインメモリー下に厚みのある両面テープで浮かせて配置した。
5V電源は途中でカットできるように継ぎ手を介してある。
USBメモリーのピンアサインは写真で上から
グレー:GND
青 :D+
緑 :D-
オレンジ:5V である。
分解手順の逆をたどって組み戻して、お次は動作確認。
動作確認
バッテリーを組んで電源on後F2キーでBIOSで認識されているか一応確認。
今回は一発で成功した。
内蔵USBメモリーから起動すればExpressGate、SSDからならXandrosが起動出来るEeePC4G-Xの完成である。
EscキーでUSBメモリーを選んだ後19秒で起動し24秒にはwifiに繋がる。
USBメモリーの性能がよければもっと速くなるはずだ。
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