ExpressGate Xp Ubuntuでトリプルブート
先日ExpressGateのSSD導入に成功しほったらかしだったEeePC900AにWindowsXpをインストールしました。
そう!ExpressGate、WindowsXp、Ubuntu9.04のトリプルブートの完成であります。
手順の概略は
UbuntuのライブCDでSSDの先頭にExpressGate用のパーティションを用意し
さらにWindowsXpをインストール(Ubuntu用に3つ目の領域を開けておく)
Ubuntu9.04を3つ目の領域にインストール
Ubuntuから先頭パーティションにExpressGateをインストール
です。
それでは手順をば・・・
SSDの先頭パーティション作成
EeePC900AをUbuntu9.04のライブCDで起動する。
自作スリムドライブが大活躍ですな。元は取ったぞ!
システム>システム設定>パーティション・エディタを起動。
先頭部に1GB程度のパーティションを作成しext3でフォーマットする。
ラベルはDVMDISCと設定。これは必須らしい。
ExpressGateは250MB程度なのでパーティションサイズは500MB程度でも可。
私は32GBのSSDなのでゆったりめに確保した。
先々FAT16で使うが今はWindowsで見れないext3としておくのが味噌。
WindowsXpのインストール
第2パーティションへのインストールの為、リカバリー版じゃなく普通のインストールDISCを用いる。
上記で確保した1GBの先頭パーティションには手を加えず残りの領域を20GB程度FAT32でフォーマットしてXpをインストール。
(第3パーティションを10GBほどUbuntu用に開けておく)
ちなみにラベルDVNDISCがFat16だとWindowsドライブがDドライブとなってしまう。
Windowsから見えないext3フォーマットにしておくことでCドライブとしてインストールできるのだ。
インストールを終えたらEeePC900A用ドライバを設定しましょう。
(ASUSのGlobalサイトにあります)
Ubuntu9.04のインストール
インストールを終えたらパーテーション・エディタで先頭パーテーションをFAT16でフォーマットし直します。
これ以降は「ExpressGate 導入手順」と全く同じなのでリンク先の手順でOK。
GRUBのmenu.lstの編集はリンク先の3行追記のみでOKです。
これで起動すれば
Ubuntu9.04
Windows Xp
ExpressGate
のトリプルブートが完成です。
Windows Xpをデフォルト起動にしたい方は/boot/grub/menu.lstの
default 0
の0をWindowsXpのtitle番目(写真のだと0から数えるので3)に書き換えればOK。
(不要なtitleを#でコメントアウトするとその分繰り上がります。)
私は
普段はUbuntu9.04を利用
Photoに図や字を書き込む時はXp(あんまり使わんけど)
急ぎではExpressGate
と使い分けるつもりです。
・・・CFも付ければXandrosも起動できたりするぞ!
以下、苦労話
WindowsXpのインストールではまりました。
当初はクリーンインストールは面倒なのでCFにリカバりーしたXpの移動を試みました。
Acronis True Image Home 体験版でのクローン化、drvclonexp、drvimagerxpなどのツールで試行錯誤。
結局うまく行かず断念。
クリーンインストールを試みるもWindowsドライブがE:\Windowsとかになって唖然。
2番目のパーティションにXp入れるって初めてですもん。
夕方から深夜まで試行錯誤でした。
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コメント
>先々FAT16で使うが今はWindowsで見れないext3としておくのが味噌
なーるほど、うまいやりかたですね。
確かにES9Mの32GBもあって、ガラガラだから、こんな風にインストールしてもいいか。
でもTIできないんでしたっけ・・・
投稿: FANG | 2009年6月23日 (火) 13時27分
>でもTIできないんでしたっけ・・・
エラーメッセージは出ますがセクタ単位でバックアップ出来ました。
十数分掛かったけど。
投稿: アンビンバンコ | 2009年6月23日 (火) 20時24分