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2009年5月23日 (土)

EeePC のkeyboard修理

先日ヤフオクで落札したEeePC 4G-Xのキーボードが入力不良を起こしていたので修理にチャレンジしました。
症状からすればフレキを伸ばすと入力できるのでフレキ断線と考えておりましたが接触不良が原因でした。

修理前の症状
キー入力を受け付けない~F2キーでBIOSに行けないので気付く
フレキを伸ばすと入力できるが畳んで本体に組み付けると不調となる
(前オーナーによればコーラを溢したとのこと)
メモ帳で入力状況を確認しようとすると連打が続く場合もある。

キートップの取り外し
キートップを引っ張ってプチプチ外していきました。
でもこれは失敗。パンタグラフとキートップがバラバラになっちゃいます。

Keyboard2up

パンタグラフは写真の3箇所でとまっておりますので左の2箇所部を細い棒で裏側から押して外すのがよろしいようです。
そうすればキートップとパンタグラフがセットで外れて後が楽です。
私は半分ぐらい外してから気づきました。涙

Keytop  茶碗に入れたキートップ

フレキパターンの洗浄
まず黒い一番上のシートを剥がします。

Keyboard1

各キー中央部にクリック感を出すシリコンゴムが付いていますがこれはポロッと外れますので無くさないようにしましょう。
(私はF2キー部のを無くしかけて半泣きで探しました)

Keyboard2 左下がアルミに接着してあります

フレキパターンは3枚重ねになっています。
上と下がフレキパターンで写真左端で折り返してあるようです。
真ん中はスペーサーの役目の透明シート。
2箇所ほどスポット溶着してあるのでバラバラには出来ません。
また本体との接続部付近で両面テープでアルミ板に貼り付けてありました。

Keyboard3

ってことで素直にバラバラには出来ませんでしたが溶着や接着は剥がさずに上の写真のようにして各面をアルコールでふき取っていきました。
多分コーラでしょう。あちこちがベタベタしておりました。

組み戻し
フレキパターンの洗浄を終えたら元に組み戻しです。
キートップとパンタグラフがセットのものはすんなり戻せましたがバラバラのは大変でした。
上の写真のピンク枠で右側の穴の爪に先に引っかかるようにして戻せばすんなり組めます。
組めていないのに無理に押すと右側の爪が曲がりますので気をつけましょう。

Keyboard4

無事元に戻すことが出来ました。
試し打ちをしたところほぼ完璧♪
Enterキーの反応が鈍かったので再調整して納得のいくレベルになりました。

以前甘酒を浴びて同様の症状になった白色キーボードも同じ手順で直りそうです
追記
白色キーボードはパンタグラフの3つの取り付け部の形状が微妙に違いました。
調子に乗って同じ手順で清掃しましたがダメ。
目視ではパターンに焼けたり断線した部位は特定できないのですが接点間の導通が無い箇所があり、鉛筆(導通補助)で補強してもダメ。断念しました。
まぁ筐体同色の黒色キーボードが修理できたので良しとします♪

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