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2009年1月12日 (月)

ZIF CONVERTER基板が届く

Eee PC901用 CF-IDEコンバータ基板(SOL102-0とSOL103-0)でお世話になっているsoltec 工房さんからお年玉を頂きました。

ZIF CONVERTER基板(SOL105-0)です。

私がIDE-SATA変換にチャレンジしている記事をご覧になられ、SATAやその他の信号取り出しに便利な差し入れということでありがたく頂戴しました。

裏蓋を開けて見える側はツルツルです。右に見えるのはマスター/スレーブSW。

Solteczif0

見えない裏側はこんな様子。

Solteczif1

このZIFコネクタにFFCを挿せばZIFコネクタの無い後期型のEeePC901の方でもZIF接続のSSDが利用できるという涙物のアイテムです。
右側に見えるのがSATAのランド。
SATAのランドは今まではコネクタ直近でしたがSSD搭載時に邪魔にならないように裏側にスルーホールで引っ越してあります。
その下には3.3Vのランドが用意してあります。
SATAのランドは信号とGNDのみで駆動電源は他から取り出す必要がありこれもうれしい。

さて、一旦SATA化は玉砕。
この基板を利用する以前の私のスキルの問題なのでZIF接続を試してみます。
RuncoreのショートSSDで興味深い情報があるのです。
CF-IDEコンバータ基板ではCFが認識されないがCF-ZIF変換基板経由でZIFコンバータ基板で接続すると認識される・・・という話。

この組み合わせではダンパ抵抗が存在しておらずこれが認識に有利なのでは?
という推測です。

ならばSHD-DI9M32Gとの組み合わせはどうだろう♪

Zifcf_kiban

と早速接続してみました。
私のEeePC901はZIFコネクタ付きモデルなのでFFCはちょい窮屈。
結果は・・・

 ZIF側マスター;CFのみ認識
 SSD側マスター:CFのみ認識

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ところでsoltec工房さんの基板ソックリのものが発売されましたよ!

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soltec 工房さんのブログでは面白い解析が行われようとしています。

  ⇒ PC-901にOCZ THROTTLE eSATA Drive

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コメント

お疲れ様です。
ダンパ抵抗なしでもダメでしたか…。またハズしてしまいました。
ところで、CF-ZIF変換基板はマスター固定になっていると思いますが、基板改造はされていますか?メーカーによって違うと思いますがCSEL化するためには抵抗削除又はパターンカットとZIF-CF間の配線が必要だったと思います。
いずれにしても、CFマスターでは動作しないといことのようですね。

投稿: DK | 2009年1月12日 (月) 14時41分

DKさん、こんにちは。
CF-ZIF変換基板はいじっていません。ノーマルでマスター固定です。
まぁ簡単に終わったら楽しみが無くなりますし、次の策を考えましょう。笑

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月12日 (月) 16時00分

soltecさんのブログにもコメントで書かせていただきましたが
SM:SHD-DI9M32G
SS:SOL102-0(USB HUBなし完成品)
の組み合わせで使用可能でした。

かなりの偶然なのかもしれませんが…。

投稿: noa | 2009年1月13日 (火) 00時13分

noaさん、こんばんは。
>SM:SHD-DI9M32G
>SS:SOL102-0(USB HUBなし完成品)
>の組み合わせで使用可能でした。
私のもこの組み合わせでは私も使用可能でしたよ。
ただSOL102をマスターにしようとするとうまくいかないんです。

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月13日 (火) 00時24分

あぁ…恥ずかしい…見落としておりました。
旧基盤スレーブのみはOKだったんですね。
soltecさんのところは恥ずかしくて書き込みを直してしまいました。(ぉぃ)

投稿: noa | 2009年1月13日 (火) 00時37分

noaさん、おはようございます。
>あぁ…恥ずかしい…見落としておりました。
いやいや、見落としなんて私も日常茶判事。気楽にいきましょう。
私なんてCFのピンアサイン間違ってたし。。。爆

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月13日 (火) 07時03分

他の人のブログですが、似たようなのが・・・
こっちのがスマートですな。
http://tie2.dip.jp/~tie2/archives/2009/01/13_1439.php

投稿: FANG | 2009年1月13日 (火) 18時43分

FANGさん、こんばんは。
こりゃsoltec工房さんのとソックリですな。
おそらくSHD-DI9Mとの共存は期待できないと思います。
でもヤフオクじゃなくて入手できるので間口が広がりましたね。

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月13日 (火) 20時35分

こんばんは。
エムザさんのブログで「基本動作や基本原理を出来る限り理解すること!」という記述を見て、なるほどと思いCQ出版社の「ATA(IDE)/ATAPIの徹底研究」という本を借りてきました。
この本によるとシリーズ抵抗以外にデバイス側でプルアップ抵抗が必要な信号は、CSEL、PDIAG(CBLID)、DASPの3本になっています。
ここで新たな仮説です。これらの信号にプルアップ抵抗がない基板の組み合わせでうまく動作しないのではないか?またまた外しているかもしれませんが…。

ちょっと気になったのがDASPです。アクセスランプ以外に「デバイス1プレゼント信号がマルチプレクス」されていると書かれています。デバイス1=スレーブ、プレゼント=存在、だとすると…。このピンはオープンコレクタなのでプルアップ抵抗がないとハイレベルになりません。この信号が出ないとスレーブ側が認識されない(存在が確認できない)とすると発生している現象とも一致するように思えます。
アンビンバンコさんはSHD-DI9MのR8に10KΩ接続していましたでしょうか?

ところで、RunCoreから900とS101用にSATAのSSDが発売されるようです。今のところ901は対象機種に入っていませんが、きっとRunCoreから出荷されるころには国内メーカーも製品化するのではと期待が膨らみます。それまでは手持ちのものを使えるようにして、発売を待ちたいと思います。^^l;

投稿: DK | 2009年1月13日 (火) 20時54分

DKさん、こんばんは。
>アンビンバンコさんはSHD-DI9MのR8に10KΩ接続していましたでしょうか?
いえR8はオープンで抵抗は接続しておりません。
これなんでしょうかねぇ。
すまささんも抵抗を入れたほうが本体に優しいと書いておられました。
次回分解時に抵抗を入れてみますね。

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月13日 (火) 21時54分

>この信号が出ないとスレーブ側が認識されない(存在が確認できない)とすると発生している現象とも一致するように思えます。

純正4GB(UDMA4)をプルダウンでマスターでロング側に挿すとショート側のSHD-DI9Mはスレーブに切り替わりますよ。
ダメなのはUDMA5のドライブ同士なんです。

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月13日 (火) 23時53分

純正SSD基板のDASPはプルアップされているのではないかと思っています。(目視ではそのように見えます。電気的にはまだ未確認です) 仮にDASPがオープン時にハイレベルが出さえすれば良いのであれば片方のSSDがプルアップされていれば動作する可能性があると思います。そのため純正との組み合わせでは動作するが、SHD-DI9M同士やSHD-DI9MとCF基板との組み合わせでは動作しなかったり、動作してもマスター/スレーブの切り替えがうまくいかないのではないかと言う推測です。
PDIAGも純正SSD基板ではプルアップされているように見えますが、SHD-DI9MやCF基板ではプルアップされていないようです。
まあ、今回もハズレだとは思いますが…。ATAの解説書に書かれているプルアップ抵抗が純正SSDにはあるが、SHD-DI9MやCF基板には付いていないようです…。という参考情報です。

投稿: DK | 2009年1月14日 (水) 00時50分

>片方のSSDがプルアップされていれば動作する可能性があると思います。
なるほど、片側が切り替わればよいという論理ですね。
そういえばサードパーティ同士ってのが調子が悪いですね。
ん?その論理なら今遊んでいるDI9M16Gに抵抗付ければいけそうですね。
試してみますね。

投稿: アンビンバンコ | 2009年1月14日 (水) 07時02分

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