Xandros をSlave Bootしたい理由
散財日記 のmasaさんとコメントくださったbontakunさんのフォローのおかげでEeePC4G-XでのXandrosのスレーブ起動に成功しました。
手順はお二方の折衷案のような感じです。次回にでも整理したいと思います。
⇒ Xandrosをスレーブで使う設定手順1
さて、なぜここまでXandrosのスレーブ起動にこだわったか?
WindowsXpはマスターでもスレーブでも動いてくれます。
しかし、Xandrosはマスター(正確には先頭ドライブsda)決めうちなんです。
小さめの容量でも快適に動いてくれて気に入っているのですが、マスターが大容量のハードの場合、なんだかもったいない使い方となってしまいます。
Xandrosの起動の流れの私の理解は
BIOS終了後、
ブートローダーがGRUBのmenu.lstを読みに行く。 ⇒menu.lstに「sda1だよん」の記述がある。
menu.lstでブートイメージを読み込む。 ⇒このイメージの中にも「sda2だよん」って記述。
/mnt-systemや/mnt-userのマウント先もsda1やsda2。
sdaやsdb、sdcってのはドライブ順序
ノーマルならマスターがsda、スレーブはsdb
Xandrosをスレーブから起動させるとsdbに居るのにsdaを宣言するから帳尻が合わなくなるわけだ。
なので
menu.lstの中のsda1⇒sdb1と変更
menu.lstから読みに行くブートイメージinitramfs-eeepc.img中もsda2⇒sdb2に変更
(散財日記ではmenu.lstでノーマル環境も残しておられる)
ここまでは理解できた(気がする)
ん?/etc/fstab中にもsda1があるが、あれは良いんか?
いまひとつ理解できないのがF9押し以降の行為。
手動でマウントしてあらかじめ編集しておいたファイルを在るべき所にコピーしているのは判る。
でも
これって再起動前に済ませたのじゃイカンのだろうか?
わたしゃ、GRUBがまだ判っていないのかなぁ。。。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
Slave起動 成功なさったようで、おめでとうございます。
二つの疑問に、私なりの解釈です。
>これって再起動前に済ませたのじゃイカンのだろうか?
Xandrosの起動プロセスは大雑把に
1) sda1 を /mnt-system に リードオンリーでマウント
(実際は sda1 を /mnt-system-stage その中の root.sfs を /mnt-system にマウントしてるようですが、話が複雑になるので、今は無視)
2) sda2 を /mnt-user に リードライト可でマウント
3) /mnt-system と /mnt-user を あたかも一つのファイルシステムの様に /mnt にマウント
4) ルートディレクトリーを /mnt に変更
となっているようです。
一方、sda1(mnt-system)にも sda2(mnt-user)にも /boot/grub が存在するため、起動後はどちらも /boot/grub ということになります。
こういったディレクトリに書き込みをした場合、リードライト可となっている方(sda2)に書き込まれます。
したがって、再起動前に書き込みをした場合 本来書き込みたい sda1/boot あるいは sda1/boot/grub に書き込めないことになります。
なにやら面倒ですが、system 上必要なファイルをすべて sda1 に書き込んでおけば 不用意に書き換えてしまうリスクはなくなりますし、sda2 をフォーマットしてしまえば初期状態に戻せます。
>ん?/etc/fstab中にもsda1があるが、あれは良いんか?
fstab の記載は、sda1 を ext2 フォーマットで / にマウントさせようとしています。
sda1 は ext3 フォーマットですから、これ 元々エラーですよね。
起動プロセスでマウント完了してますから、必要ないと思われます
投稿: bontakun | 2009年1月30日 (金) 23時42分
bontakunさん、こんばんは。
なるほどリードオンリーが絡みますか!納得しました。
fstabは
sda1 を ext2 フォーマットで / にマウントって宣言自体が不要ってことですね。
ありがとうございました。
投稿: アンビンバンコ | 2009年1月30日 (金) 23時51分