Acronis True Imageの使い方
昨夜、今朝と続けてAcronis True Imageの使い方について質問を頂いたので少し書いてみます。
私が使ったことがあるのは下の二つ。
Acronis True Image Home 11の体験版
文字通り体験版で無償です。
Windowsにインストールして使いドライブのクローン化やバックアップが可能です。
ただし体験版の制約でブータブルメディアは作れますがブータブルメディアを用いたリカバリは出来なかった記憶です。
あくまでも購入前の動作確認を狙いとしたものです。
クローン化
たとえばCドライブの中身をまるまるDドライブにコピーする、そんなイメージです。
純正ショート側4GBのCドライブをロング側ドライブに移すとかに使えます。
バックアップ&リカバリー
万一に備えてCドライブの中身を圧縮して1つのファイルにして保存します。
そのバックアップファイルをリカバリーすれば元通りに戻せるわけです。
クローン化とバックアップを混同する方も居られるようですが似て異なる行為ですので用途に合わせて使い分けましょう。
Acronis True Image Personal 2 (説明扉付スリムパッケージ版)
こちらは製品版なので上記体験版のような制限はありません。
WindowsにインストールしたAcronis True Image Personal 2からバックアップやリカバリーが可能です。
便利なのはUSBメモリーを用いたブータブルメディア。
こいつを起動してのバックアップ/リカバリーならOSがLinuxでも使えちゃいます。
ただ購入してから気がついたのですがドライブのクローン化機能はありません。残念
質問
SHD-DI9M16GをDドライブ(ロング側)で使用中。
SHD-DI9M32Gを購入しショート側で利用したいがOSの導入手順を知りたい。
Acronis True Image Personal 2は準備済み
小さいドライブのバックアップをリカバリーするとそのサイズでしかリカバリーしないのか知りたい。
回答
1~3案、どれもリカバリーなのでフォーマットは不要です。
1案
一番シンプルなのはリカバリーDVDからの普通のリカバリーだと思います。
既に環境を構築しているCドライブの中身を移したい場合は・・・
残念ながらSHD-DI9Mの2枚挿しはうまく認識されません。なので
2案
CSEL化したSHD-DI9M32Gをロング側に挿し純正4GBからクローン化する。
(すでにSHD-DI9M16GをDドライブ(ロング側)で使用中とのことですので同じ手順
です)
クローン化したSHD-DI9M32Gをショート側に挿せばOKです。
もっとも既にOSは16Gに移動済みかもしれませんね。
3案
今ロング側でお使いのSHD-DI9M16Gのバックアップファイルを作ります。
SHD-DI9M32Gをショート側に挿して組上げます。
SHD-DI9M16GのバックアップファイルをSHD-DI9M32Gにリカバリーします。※
※
Xandrosの場合は16GBサイズのまま32GBドライブにリカバリーされてしまいます。
WindowsXpの場合は32GBサイズに合わせてリカバリーされるようです。
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コメント
回答ありがとうございます
私が書き間違えていたかもしれませんが、Dドライブに差し替えたのは「SHD-EP9S16G」で「SHD-DI9M」の2枚差しではありません。
1.Acronis True Image Personal 2を他のPCに入れる
2.ブータブルUSBメモリーを作成
3.作成したブータブルUSBメモリーでEeePCを起動
4.バックアップ対象をCドライブを選択
5.保存先をブータブルUSBメモリーで兼用
6.純正ショート側4GBをSHD-DI9M32Gに差し替える
7.ブータブルUSBメモリーをEee PCに挿して電源ON
8.復元したいファイルにバックアップファイルを選択
9.復元先をCドライブに指定
この方法でよいのですね。
今度の週末にやってみます。
ありがとうございました。
投稿: ぶちちみ | 2009年1月29日 (木) 21時20分
ぶちちみさん、こんばんは。
SHD-EP9S16Gでしたか、失礼いたしました。
これ両立すると良さそうですね。
方法は問題ないと思います。がんばってください!
投稿: アンビンバンコ | 2009年1月29日 (木) 22時05分
USBメモリーは何GBなんでしょう?
4GBバックアップするとして、ほぼ同容量必要ですし、
ブートプログラムでも30MBくらい使ってますね。
外付けのHDDでいいと思いますよ。
書き込み速度も遅いと思いますし。
またEFI領域も一緒にバックアップしておけばブートブースターも使えますよ。
またブートディスクもSDHCをデータドライブとして使っているのなら、
TIのブートプログラム入れておくと邪魔にならずに便利です。
投稿: FANG | 2009年1月30日 (金) 02時08分
>外付けのHDDでいいと思いますよ。
そうそう、私は今NASをUSB接続でバックアップに使っていますが快適ですね。
速いし移し変えなくて良いし。
投稿: アンビンバンコ | 2009年1月30日 (金) 06時58分
4案
ロング側にXpがあるならそこからクローン化する。
投稿: アンビンバンコ | 2009年1月30日 (金) 08時17分
こんにちは
ブータブルUSBメモリーができない!32GBサイズに合わせてリカバリーできない!などと紆余曲折がありましたが、なんとか移設に成功しました。
SHD-DI9M32Gへのアクセスランプ点灯化へも挑戦してみたのですが、うまく行きそうに無く、壊す前に断念しました(爆)
これでCドライブ、Dドライブともに余裕ができ、安心して使えます。
挙動も安定しています。
ありがとうございました。
投稿: ぶちちみ | 2009年2月 1日 (日) 09時45分
ぶちちみさん、おはようございます。
成功したようでなによりでした。おめでとうございます。
>ブータブルUSBメモリーができない!
うちにも一本ダメなのが在ります。
>32GBサイズに合わせてリカバリーできない!
あれれ、うちではなぜかうまくいっていましたけどねえ。。。
あまり御力にはなれなかったようですが結果オーライ!
投稿: アンビンバンコ | 2009年2月 1日 (日) 10時33分
私もサイズに合わせてできる時とできない時があります。
何が違うんだろう。。。
投稿: FANG | 2009年2月 1日 (日) 18時23分
>何が違うんだろう。。。
わかりませぬ。。。
投稿: アンビンバンコ | 2009年2月 1日 (日) 18時55分
体験版ですけど自分はクローンが作成できなかったです。
バックアップから復元して、コピーを作りました
このとき感じたのが、
アクティブパーティションの復元ではサイズの変更ができず、
拡張パーティションのときはサイズの変更ができるのではないか
ということです。
投稿: ルミス | 2009年2月 2日 (月) 00時45分
ルミスさんへ
>アクティブパーティションの復元ではサイズの変更ができず、
>拡張パーティションのときはサイズの変更ができるのではないか
そういえば私の場合、
出来ないのはマスターのXandros
サイズが合うのはスレーブのXpですね。
投稿: アンビンバンコ | 2009年2月 2日 (月) 06時30分
サイズの問題ですが、「復元するパーティションまたはディスク」画面で「プライマリアクティブ」となっているところだけにチェックを入れると、あとで「復元するパーティションのサイズ」画面が表示され、画面上のバーの境界線を左クリックしながらマウスで移動させるとサイズ変更できますよ。
チェックを他のところや、Cドライブ全体に入れるとサイズ変更の画面すら出てこず、サイズ変更できませんでした。
以上参考までに
投稿: ぶちちみ | 2009年2月 2日 (月) 09時39分
ぶちちみさんへ
これは有益な情報ありがとうございます。
機会があれば是非試してみようと思います。
投稿: アンビンバンコ | 2009年2月 2日 (月) 20時24分