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2008年10月 1日 (水)

Eee PC開発秘話を読んで

火曜日、あちこちのブログでEee PC開発秘話に関する記事を拝見した。
出所はこちら
 【特別企画】台湾ネットブック開発者インタビュー ASUSTeK編~初代Eee PCはAMD Geodeで検討していた
中身は大変興味深いものでEee PCを購入あるいは検討しておられる方には是非一読をお勧めします。

私の感想は

Linuxありきで設計されていた
やはりそうでした。当初WindowsXpは高額すぎて対象外。
ASUSとしてLinux(Xandros)を最適化して用意したようです。
ここからSSD容量2GB or 4GBが決まったのでしょう。
マイクロソフトはEee PCの成功を確認した上で廉価版Xpの供給を判断したようです。
まぁマイクロソフトのような大会社になると慎重な決断はやむ終えない。

ASUSの優先順位
 1.起動時間と終了時間(バッテリーの持ちとも受け取れるが)
 2.重量
 3.パームレストの温度
 4.ファンの騒音
 5.外観
 6.価格
なのだそうだ。
私がこだわったのも起動時間。
Netbookを大きなザウルスととらまえると1と2はとても重要な位置付けとなる。
質問者の聞いた優先項目の中のスペックというのには笑わされた。
いかにも日本人らしい。

SSDの選択
耐衝撃(モビリティ)と低価格化の可能性。
これも私の推測と一致した。
目先の収益や今年のお客からの評判だけ考えるとHDDだろう。
容量的にも後から追加設定したWindowsXpには8~16GBが適切という見解もうなづける。

7inch液晶
やはりフォトフレーム、カーナビによる需要(供給)増が効いていたようだ。
読みが当たって愉快、愉快♪

やっぱりEee PCは新しいHP200LXであり、大きなザウルスだったんだ。
単に安いノートPCを作りたかったんじゃない。
それを求めていた私としては読んでとても心地よい気持ちになりました。

この話からするとASUSがWindowsXpを視野に入れて開発した商品は・・・

SSDにSLC8GBを用意した Eee PC 900-X ってことですな。 

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