SSDのSLC、MLCの違い
EeePC 901はオンボードに4GBのSSD、サブボードに8GBのSSDが装備されている。
4GBは高速アクセスが可能で使っていて心地よいが8GBはそうでもない。
どうやら8GBのSSDは仕様的にアクセス速度が遅くて起動には向いていないようだ。
(プチフリなんて言葉もあるくらい)
ネットで調べたところフラッシュメモリーにはSLCとMLCってのがあるそうな。
SLC(single level cell)
10万回の書き込みに対応し高速、比較的小容量、起動向き
MLC(multi level cell)
1万回の書き込みまでで、低速だが安価で大容量化出来る、保存向き
で、EeePCは
4GB側チップ K9K8G(SLC)
8GB側チップ K9LAG(MLC)涙
こりゃデュアルブートは止した方が良いのかも。。。
あやうく8GBドライブを壊しちゃうところでした。データ保存用途にした方が良さそう。
追記(2008年12月1日)
その後発売されたEeePC S101やEeePC 901-16Gに採用されたSSDはMLCチップながらコントローラーの改良で上記のSLCのものより高速で動作するそうです。
耐久性にも配慮がされており、将来はより安価で高性能なMLCによるSSDが主流になると思われます。
下記は901-16G専用とありますがコネクタ付きのEeePCならBIOSを最新にすることで利用可能です。
その後、価格.comのクチコミを拝見していたところ上記SLCタイプやSATA接続の高速なSSDですらプチフリで悩んでいる方が居られるようだ。
WindowsXpはDISKにやたらに細かなファイルを書き込む癖がある。
書いたり消したり、長く使っていると歯抜けになり、書き込み速度が遅くなりプチフリーズ。
これを回避するにはRAMDISKやEWFなど上手にメインメモリーを活用してSSDへの無駄な書き込みを防止するのが得策である。
ネットで調べたところ私の購入した初期ロットのEeePC 901にはZIFというコネクターが付いていてHDDやCFが増設可能らしい。
ここに高速アクセス出来るCFを挿せば良いのか?
とさらに調べたところ、高速で大容量のものは結構高額。。。世の中甘くない。
まぁすぐには改造はしないだろうけど。。。⇒ しちゃった。SSD改造覚書
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コメント
こんにちは、アンビンバンコさん。
x-gadgetのすまささんが今BUFFALOのSSDを試用しているそうです。
その試用しているものが、発表されている32GB MLCと、なぜか未発表の16GB SLC。後者は要望があれば発売するといっているそうです。値段は32GB MLC + 1万円とか。
やはりベンチマークでもこの16GBは優秀なようです。詳しくは、
http://project-r.org/cgi-bin/diarypro/archives/475.html
から。
投稿: arkouji | 2008年7月26日 (土) 13時31分
arkoujiさん、こんにちは。
そうなんですよねぇ。
すまささんの記事、読みました。
ってか紹介されているSNS入会しちゃいました。
EeePC 901の8GBはSDHC内蔵程度の速度なのでSLCのボードに期待ですね。
投稿: アンビンバンコ | 2008年7月26日 (土) 13時45分
参考になりました^^
投稿: じゅん | 2009年4月 5日 (日) 10時59分