EeePCにXandrosをインストール総集編
インストールDVDの作成
ここからダウンロードしたファイルL701_EN_1.0.6.6.isoでDVDを作ります。
この作業は自作PC。イメージを焼けるライティングソフトがあれば簡単に作ることが出来ます。
Xandrosのインストール
USB接続のDVDドライブが必要です。
今回は借りるのを忘れたのでついに自作PCからDVD-ROMを剥ぎ取りました。
DVD-ROMのIDE端子をUSBに変換して使います。
電源on時にEscキーを押して起動ドライブをDVDドライブに指定します。
注意!容赦なくSSDへのインストールが始まりますので必要な方はSSDのバックアップを必ず済ませておいてくださいね!
インストールが終わり、DVD-ROMのUSBを抜いてリブートするとこんな画面が出ます。
Xandros承諾するか?・・・もちろんですがな・・・とNEXTへ・・・
途中、日本語キーを選ぶ画面も無く、時間をASIA/TOKYOを選んで名前やパスワードを聞かれて適当に書き込んで・・・
無事?起動しました。
感動のXandros起動画面です。
Xandrosの日本語化
日本語表示 ⇒ 日本語入力 ⇒ 日本語キー設定の流れです。
1.日本語表示
日本語化を行う際はまずネットに接続します。なにかとダウンロードが絡みますので。
Ctrl+Alt+Tでターミナルを開きます。
sudo su - で管理者権限を得ます。
cd /etc/apt でsources.listのあるフォルダに移動します。
nano sources.list でsources.listを編集します。
元からある2行に加え
deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main contrib non-free
を追加します。
Ctrl+oで保存準備、上書きなのでそのままEnter
Ctrl+xでnanoを閉じます。
apt-get update ダウンロードファイル入手先の情報を更新するそうです。
dpkg-reconfigure locales 国情報を指定します。
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
を選択。Spaceキーで選択できます。下の方の中文らしきのは外しました。
デフォルトロケールは ja_JP.UTF-8 を選択してenter。
これで一旦、再起動。
Ctrl+Alt+Tでターミナルを開きます。
sudo su - で管理者権限を得ます。
apt-get install ttf-vlgothic で日本語フォントをインストール。
これで再起動すれば画面表示は日本語になると思います。
それでもメニューの文字が豆腐のままだった時は同じ手順の後
apt-get install ttf-kochi-gothic も追加してみてください。
2.日本語入力
Ctrl+Alt+Tでターミナルを開きます。
sudo su - で管理者権限を得ます。
apt-get install anthy scim-anthy kasumi
これは日本語変換SCIM-Anthyと辞書管理ツール霞のインストール。
Escキー で管理者権限からユーザモードに戻る。
sudo apt-get install xandros-scim で Xandros 用SCIMをインストール
これで再起動すれば文字入力時にCtrl+スペースで日本語変換が動作します。
ポップアップするSCIM
日本語入力もOK♪
3.日本語キーボードの設定
Ctrl+Alt+Tでターミナルを開き
sudo su - で編集権限を得て
cd /etc/X11 でxorg.confのあるフォルダに移動して
nano xorg.conf でxorg.confを編集します。
編集内容は
Section "InputDevice"のところにある
"pc105" と "us" を "jp106" と "jp" に修正。
Ctr+o の後 enter で保存。Ctrl+x でnanoを終了。
再起動したら、日本語キーボードのレイアウトで打てるようになります。
以上、日本語化に関してはPoteさんのEee PC日本語対応を参考にさせていただきました。
EeePC4G-X覚書 に戻るならリンクをクリック。
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